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藤森慎吾、18歳の頃に”憧れた大人像” 北村匠海も思わず「チャラい!」

2023年1月8日 22:40
藤森慎吾、18歳の頃に”憧れた大人像” 北村匠海も思わず「チャラい!」
『かがみの孤城』舞台挨拶に登壇した藤森慎吾さん
オリエンタルラジオ藤森慎吾さん(39)が8日、映画『かがみの孤城』(全国公開中)の舞台挨拶に、當真あみさん(16)、北村匠海さん(25)、原恵一監督(63)と登壇。18歳の頃に憧れていた大人像を明かしました。

映画は、2018年に本屋大賞を受賞した辻村深月さんの小説が原作。“鏡の中の城”を舞台に、さまざまな事情を持った中学生7人が、城の中に隠された鍵を探しながら、次第に心を通わせていく物語です。藤森さんは、主人公・こころの担任である伊田先生の声を演じました。

アフレコの時、監督からあるアドバイスを頂いたそうで、「伊田先生っていうのが、どっちつかずの中身のない軽薄な軽い先生なので“藤森さん、特に役作りせず、そのままでお願いします”という風に言われたので、少し傷ついて帰ったのを覚えています」と明かし、会場が笑いに包まれました。

イベントでは、1月9日の成人の日にちなみ、『18歳の頃にどんな大人になりたいと思っていたか』をテーマにトークが行われました。藤森さんは、「学生の頃ずっと不満に思っていたというか、(当時の)同級生の女の子たちはみんな働いている社会人がお付き合いの相手だったりして、見向きもされなかった」と当時を振り返りながら『東京にマンションを持ってる大人』と書かれたフリップをオープン。すると北村さんから「チャラい!」と一言つっこまれ、会場を笑いで包みました。

成人を迎える人へのメッセージを求められた藤森さんは「よく学生さんからの多い質問が『将来、何をやりたいのか全くわかりません』みたいなことを聞かれるんですけど、ほとんどの人が多分そうだと思います。僕自身もこの世界に入ったのが22歳で、就職活動をしながら吉本興業の養成所に行くっていう。どっちにしようかなって、かなり葛藤・迷いの時期があったんですけど。今言えることは、自分が出会う素晴らしい仲間や、友達などがいると、どんな選択肢をしても案外大人になっても人生楽しいですよっていう。だから、自分の将来の選択に迷うというよりは、一人でも多くのすてきな方と出会うことに注力してみてはいかがでしょうかという風に思います」と熱意のこもったエールを送りました。