二宮和也 大幅に体重を落とし、実在の人物を熱演 主演映画のビジュアル初公開
二宮和也さん(38)が主演を務める映画『ラーゲリより愛を込めて』(2022年冬に公開)の本編映像とスーパーティザービジュアルが28日、公開されました。
本作は、作家・辺見じゅんさんのノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』を実写映画化。
第二次大戦後、60万人を超える日本人が不当に抑留されたシベリアの強制収容所が舞台。捕虜となり、死と隣り合わせの日々を過ごしながらも仲間を励まし続けた、山本幡男(はたお)さんの壮絶な半生を描いた物語です。
公開された映像には、頭を丸刈りにして無精ひげを生やし、山本さんのトレードマークである丸眼鏡をかけた二宮さんの姿が。十分な食事が与えられず痩せ細った捕虜という役柄のため、二宮さんは大幅に体重を落としてからクランクインを迎えたということです。
二宮さんは、今回演じた山本さんについて「自分の想いに蓋をしてしまった仲間に対し、心の底にあるはずの願いに気づかせてあげられる人」とコメント。
あわせて公開されたスーパーティザービジュアルでは、二宮さん演じる山本さんが、列車の中から雪の舞うシベリアの空を眺めながら、絶望的な状況でも帰国を信じ、日本にいる家族に思いをはせる姿が描かれています。