俳優の広瀬アリスさん（28）が9日、トム・クルーズさんの主演映画『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』（全国公開中）の舞台挨拶に、声優の森川智之さん、津田健次郎さん、園崎未恵さんとともに登場。日本語吹き替え版で、声優を務めた広瀬さんが、ベテラン声優陣を前にしての本音を明かしました。

映画は、体を張ったアクションを披露しているトム・クルーズさんが演じるイーサン・ハントが、不可能なミッションに立ち向かう人気シリーズ。広瀬さんは、前作『ミッション：インポッシブル／フォールアウト』（2018年公開）にも登場したヴァネッサ・カービーさん演じるホワイト・ウィドウの吹き替えを続投しました。

イベントで広瀬さんは、共演した声優陣をたたえながら「私からしたら、めちゃめちゃ芸能人とここに立っているなという感じで、すごく緊張しています」と挨拶しました。

また、吹き替えの続投について「5年越しですかね。緊張しました。当時まだ23歳とかで、いろいろ未経験のことばかりで、戸惑っていたんですけど。5年もたてば場数も年齢もかさね、前回よりは落ち着いてできたかなと思いますけど」と、自身の成長を評価しました。

すると、森川さんは「コロナ禍だったので、収録が別々なんですよ。PART2は一緒に同じ空気感で、セリフとか言い合えるといいかなと」と提案。さらに、司会者から“広瀬さんも体験したいですよね？”と聞かれた、広瀬さんは「そうですね、全身震えてそうですけど。できれば皆さんが終わったあと、やりたいぐらい」と、ベテラン声優陣を前に本音を明かしました。

そんな広瀬さんの言葉に、森川さんは「“終わりました”と言って、（広瀬さんが）1人でブースでやっている間に、我々が後ろから入ってくるから」と、一緒に収録したいことを念押し。広瀬さんは「怖い、一番怖い。セリフかみまくりそうです私」と、及び腰となりました。