柚希礼音、宝塚音楽学校の受験生にエール
元宝塚歌劇団男役トップスターで、9月11日からソロコンサート『REON JACK 4』を開催する俳優の柚希礼音さんが日本テレビの取材に応じ、コロナ禍でのエンタテインメントについて語りました。
柚希さんは「今までは稽古後もご飯を食べに行ったり、公演後も皆で打ち上げをしたり、いろんなことがありましたが、そういうのが全部なくなって」と語り、「でも何よりも舞台を1日でも続けることができるということ。1人も欠けることなく公演をするということが、どれだけかけがいのないことか、痛感する日々です」としみじみと、話しました。さらに、「いろんな思いを抱えながら、勇気を持って劇場に来て下さるお客様がいて下さることが、どれだけすごいことなのかと痛感しています」と感謝しました。
宝塚歌劇団もコロナ禍で様々な対応を迫られました。2021年は風物詩ともなっていた宝塚音楽学校の合格発表の掲示がなくなり、ホームページでの発表となりました。柚希さんはその模様をテレビ番組のドキュメンタリーで見たそうです。
柚希さんは宝塚を目指す全国の受験生に向けて「何年も掛けてそこに挑んでいる子たちがいっぱいいる。もし落ちたとしてもとてもいい経験。受かったら最高に幸せですけど、それがゴールではまったくなく、そこからが大変なスタート。そこで燃え尽きないように」とエールを送り、「何よりも舞台に立ちたい思いがあれば、なんでも乗り越えられると思うので。私もまだまだ闘っていますので、一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。