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宝田明さん、肺炎のため87歳で死去 10日舞台あいさつに出席したばかり “ゴジラ” も追悼コメント発表

2022年3月18日 20:10
宝田明さん、肺炎のため87歳で死去 10日舞台あいさつに出席したばかり “ゴジラ” も追悼コメント発表
肺炎のため87歳で亡くなった宝田明さん

映画『ゴジラ』や、ミュージカルでも活躍した俳優の宝田明さんが14日、肺炎のため亡くなっていたことが分かりました。87歳でした。

宝田さんは、1954年に東宝ニューフェース第6期生としてデビュー。同年に公開された映画『ゴジラ』の第一作で主演し、映画やテレビの第一線で活躍。

ミュージカル『アニーよ銃をとれ』をはじめ、『サウンド・オブ・ミュージック』『マイ・フェア・レディ』など舞台にも活躍の場を広げ、数多くの作品に出演しました。

また、ディズニーのアニメーション映画『アラジン』では、ジャファーの吹き替えを担当するなどしていました。

3月10日には、乃木坂46の岩本蓮加さんとW主演の映画『世の中にたえて桜のなかりせば』の舞台あいさつに出席したばかりでした。

宝田さんの訃報を受け、『ゴジラ』の公式ツイッターが追悼コメントを発表。「宝田明さんの突然の訃報に接し、大変驚いております。1954年11月3日公開の「ゴジラ」を皮切りに、数多くのゴジラシリーズにご出演をいただきました。晩年までゴジラを愛し続けてくださったレジェンドを失ってしまった事は残念でなりません。心からの感謝とともにご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしました。

葬儀は、遺族の意向により新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、近親者のみで執り行われたということです。