モーニング娘。'22「社会に野放しにされても生きていける」 25年受け継がれる“上下関係のルール”
■エレベーターは…タクシーは…25年受け継がれる“上下関係のルール”
――25年間受け継がれている“変わらないルール”はありますか?
生田:“衣装の飾り”ですね。基本的に先輩である9期の私たち2人(生田・譜久村)が(先に)飾りを選んで、その後に後輩が選ぶ。そういう“上下関係のルール”はあります。
北川:衣装合わせも先輩からなので、後輩は元々何の飾りがあったかわからない(笑) あるものから選ぶ、みたいな感じで。
――日常生活でも“上下関係のルール”は大事?
小田:自分たちでは特に変わったことじゃないと思っていたけど、社会的な“上司に対する振る舞い”はしています。例えばタクシーで“(先輩に)一番奥に乗っていただく”とか、ご飯を食べるときも“一番奥に座っていただいて後輩が動ける席に座る”とか、普通にやり続けていますね。
譜久村:“乾杯は下から”とか。
小田:社会人!(笑)
北川:いつ社会に野放しにされても生きていけるなと思います! モーニング娘。にいるからこそ。
石田:エレベーターも先輩が乗るのを(後輩が)待ってくれるんですよ。でも、先に着いているのに待たれるのは「あっ、ごめん!」ってなるから、待たないで乗ろう! 変えていこう これは。
――ステージ上での“上下関係”はありますか?
譜久村:ステージでは基本、先輩・後輩関係ないスタイルでやっていて。「私の方が目立ってやる!」みたいな気持ちは、25年前からずっと大事にしていることですね。