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安藤サクラ「本当に言葉が見つからない」 日本アカデミー賞でW受賞の快挙

2024年3月9日 22:10
日本映画界最高の栄誉とされる『第47回日本アカデミー賞』の授賞式が8日に行われ、俳優の安藤サクラさん(38)が映画『怪物』の演技が高く評価され、最優秀主演女優賞を受賞。最優秀助演女優賞とのダブル受賞を果たしました。

映画『怪物』は、大きな湖のある郊外の町が舞台。学校で起きたケンカが大事になり、子供たちがこつ然と姿を消すところから物語が始まります。安藤さんは、息子を愛するシングルマザー・麦野早織を演じました。

安藤さんはこれで『百円の恋』『万引き家族』に続いて自身3度目の最優秀主演女優賞を獲得。また今回、映画『ゴジラ-1.0』の演技により、最優秀助演女優賞も獲得している安藤さん。これで、最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のダブル受賞という快挙も成し遂げました。

プレゼンターの岸井ゆきのさんに名前を呼ばれた安藤さんは、スピーチで「本当に言葉が見つからないんですが…」と言葉に詰まりながらも「いつも是枝裕和監督は、(息子役の)黒川想矢さんとか柊木陽太さんとか年齢も部署も問わず、みんなの意見を取り入れて撮影なさるんです。私たちはその場所に安心感を抱きながら撮影できて」と撮影を振り返りました。

続けて「こうやって受賞させていただくと、本来なら、ヨッシャー!っていけたらどんなに格好いいだろうって。中々それができないんですけど。でも、お芝居もそうだけど、やってみたら、みんなでその気持ちになれるというのはあると思うので、ヨッシャー!やった-!」と喜びを爆発させました。