“不快な音”を集めたイベント 開催の理由は 「黒板をひっかく音」や「おならの音」など展示
不快ミュージアム
「黒板をひっかく音」や「おならの音」など、不快だと感じる人が多い音ばかりを展示したイベントが、今日から東京・渋谷区で開催されています。なぜ不快な音を集めたのか、主催者に話を聞きました。
最先端の音響技術を駆使した『不快ミュージアム by nwm × NTT』(~24日まで)。10点以上の不快な音のほかに、ミュージアムの“館長”に就任した俳優・磯村勇斗さんが考えとりおろしたオリジナルボイスも展示されています。耳をふさがないイヤホンと、首から専用のスマートフォンをさげて鑑賞することで、特定のエリアに入るとスマートフォンが認識し不快な音が体験できます。
このイベントを主催するNTTソノリティ・代表取締役の坂井博さんは、開催の意図について「多くの方にこの耳スピ(耳をふさがないイヤホン)の良さを知っていただくのにどういう音でやるのがいいか。音だけでみなさんの驚きとか記憶に残っていただくものをつくろうと思いまして。きれいな音をつくるということもできるにはできるんですけど、聞いてみたのですが“いいな”とは思うんですけど、記憶に残らないというのがありまして、あえて不快なほうに」と狙いを明かしました。
また、訪れた人に話を聞くと、「嫌な音をまとまって聞けることもないので、面白半分で来ちゃいました。再現度が高かったので嫌な気持ちになりました」といった声や、「おぞましい体験をしたいと思うタイプなので。恐怖をがっちり感じて“ゾゾゾ”ってきた」などの感想を語りました。
ほかにも「不快な音って、どういう音なんだろうって興味があってきました。生理的に嫌な音とか、発生源の意味が嫌なもの、汚い物を連想してしまうとか。そういうのがあったので。なんで自分はこの二つを不快だと思うのかを考える時間がおもしろかった」と、楽しみ方を見つけている人もいました。
最先端の音響技術を駆使した『不快ミュージアム by nwm × NTT』(~24日まで)。10点以上の不快な音のほかに、ミュージアムの“館長”に就任した俳優・磯村勇斗さんが考えとりおろしたオリジナルボイスも展示されています。耳をふさがないイヤホンと、首から専用のスマートフォンをさげて鑑賞することで、特定のエリアに入るとスマートフォンが認識し不快な音が体験できます。
このイベントを主催するNTTソノリティ・代表取締役の坂井博さんは、開催の意図について「多くの方にこの耳スピ(耳をふさがないイヤホン)の良さを知っていただくのにどういう音でやるのがいいか。音だけでみなさんの驚きとか記憶に残っていただくものをつくろうと思いまして。きれいな音をつくるということもできるにはできるんですけど、聞いてみたのですが“いいな”とは思うんですけど、記憶に残らないというのがありまして、あえて不快なほうに」と狙いを明かしました。
また、訪れた人に話を聞くと、「嫌な音をまとまって聞けることもないので、面白半分で来ちゃいました。再現度が高かったので嫌な気持ちになりました」といった声や、「おぞましい体験をしたいと思うタイプなので。恐怖をがっちり感じて“ゾゾゾ”ってきた」などの感想を語りました。
ほかにも「不快な音って、どういう音なんだろうって興味があってきました。生理的に嫌な音とか、発生源の意味が嫌なもの、汚い物を連想してしまうとか。そういうのがあったので。なんで自分はこの二つを不快だと思うのかを考える時間がおもしろかった」と、楽しみ方を見つけている人もいました。