俳優の前田敦子さん（31）が24日、映画『ウーマン・トーキング　私たちの選択』の公開直前トークイベントに出席。子育てについて語りました。

本作は、南米ボリビアで実際に起きた事件をもとにした同名小説を映画化。舞台は、自給自足で生活するキリスト教一派の村。ある事件をきっかけに、村の女性たちが自身の尊厳を守るため、女性たちだけで未来をかけた話し合いを行う物語です。

作中には子育てについても描かれていると言い、4歳の男の子の母である前田さんの子育ての話題に。前田さんは仕事現場に、息子を連れて来ることがあるそうで、その理由について「大人になったときに大人の環境に“はい、あなたはここから大人です。社会人として頑張って下さい”って言われても、右も左もわからないっていう状態よりも、今、大人の環境を見て、いいことも悪いこともあると思いますけど、お仕事ってこういうものなんだって納得していてくれる部分があって。それを知った上で社会人になるって、すごく自分（息子）にとって強いことになるんじゃないかなって思ってたりしますね」と、思いを明かしました。

また、息子には女性を大切にできる大人になってほしいという前田さん。続けて「でも、女性に囲まれてるので、だいぶジェントルマンになってきてる気はするので、そのままいってくれたらいいなとは思います。“かわいいよ”とか“キレイだね”とか言ってくれたりするので」と、成長ぶりを語りました。