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店内に高座 アメリカ生まれのコーヒー店と落語が異色のコラボレーション

2024年4月19日 22:55
店内に高座 アメリカ生まれのコーヒー店と落語が異色のコラボレーション
コーヒー×落語の異色コラボレーション
アメリカ生まれのスターバックスコーヒーの店舗で、日本の伝統文化の"落語"が披露されるという、異色のコラボレーションが実現しました。

今回、「コーヒーを耳で味わう」をテーマにした落語イベント『スターバックス ロースタリー座』が、東京・目黒区の店舗で開催され、落語家・桂枝之進さん(22)が、店内で落語を披露しました。枝之進さんがイベントで披露した演目『喫茶みどり』は、今回のために書き下ろされた新作コーヒー落語です。

コーヒーと落語という異色のコラボレーションですが、コーヒーを片手に落語を楽しむ体験に、来場者からは「新鮮で、新しい試みで面白そうだと素直に思った」、「私でも内容がわかるし、もっとカジュアルに聞けるものかなって思った」といった感想が寄せられました。

実はこのコラボ、ショップ側の提案で実現したそうで、『スターバックス リザーブロースタリー東京』の菅原俊英さんは、「コーヒーは味だけではなく、目や耳でも楽しむことができます。“耳で楽しむコーヒー”を考えたときに、聞いたときに気持ちが引き込まれて、シーンが目に浮かんでくる落語がぴったりでした」と、『聴覚』でもコーヒーを楽しんでほしいという狙いがあると語りました。

今回のイベントに向けて、枝之進さんが特にこだわったポイントを聞くと「ホットコーヒーをすする音がやっぱりポイントですね。熱いホットコーヒーを持ちまして、とてゅるとてゅるとてゅるとてゅるっつ、あ~って」と、ホットコーヒーをすする様子を表現。続けて、「ホットコーヒーに見えるかどうか、何回も鏡を見ながら確認しました」と明かしました。

枝之進さんは今回のコラボレーション以外にも、渋谷のクラブを貸し切って落語を披露するなど、若者に落語を広める活動を積極的に行っています。今回のコラボレーションについては、「なかなか落語を聞くことがなかったような方でも、お互いの世界を紹介しあえるようなコラボになったらいいな」と期待を寄せていました。

このイベントは4月24日(水)まで開催されます。(予約席は既に完売、立ち見エリアは予約なしで案内可能。なお、観覧者多数の場合は、整理券配布や抽選の実施を予定)

(4月19日放送『news every.』より)
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