本作のほかにもトム・クルーズさんが演じる役の吹き替えを担当してきた森川さんは、「昨年、『トップガン マーヴェリック』のジャパンプレミアで、実はトムと一緒に映画館で見たんですよ。僕と（翻訳家の）戸田奈津子さんと、トムが並んで映画を見るって、なんか不思議な感じだったんですけど」と、トムさんと同じ時間をすごしたそうです。

続けて、森川さんは「エンディングの時に、トムが僕の前に来てくれて、“また来年ね。楽しみに待っていてね”と、握手をしてくれて、それで彼はそのまま自家用ジェット機で帰られたんですけど、なんかワクワクさせるんですよトムって。世界中の皆さんを、映画ファンをこんなにワクワクさせるスターはいないですよ」と、トム・クルーズさんをたたえました。

また本作について、森川さんは「すべてトムがアクションをやってくれて、本人が本当に皆さんが映画館で楽しんでもらうための映画を作る。その一心で作っているというのが、その気持ちが込められている映画ってなかなかないんじゃないですか」と、トムさんが映画作品にかける思いを代弁しました。