清春「今より10倍しゃべってない」過去も 人時と一緒に迎えた『黒夢』30周年、今後を語る
■「恐ろしく仲がいい時もありました」黒夢の30年
黒夢は1994年にメジャーデビュー。この30年を振り返って清春さんは「恐ろしく仲がいい時もありました。黒夢って元々は4人のバンドだったんですけど、皆さんに知ってもらえるようになったのは2人時代から。お互いのマネジャーがつくようになって、(連絡は)マネジャーを通じての伝言ゲームになっていって」と告白。人時さんに「今よりも10倍ぐらいしゃべってないよね?」と問いかけると、人時さんも「うん、そうだと思います」と同調しました。
そんな時期も経ての現在。清春さんは「10年たって久しぶりに会って一緒にライブやるようになって、整理された感じはして。地元も一緒なので、東京に来て周年を迎える時とかは一緒にやれるというイメージですかね」と今の2人の関係性を明かしました。
一方、人時さんは、この30年での思い出について「どインディーズの頃に、どこのパーキングエリアかサービスエリアか分からないけど、キャッチボールしました」と振り返り、清春さんも「しましたね。覚えてます」と反応し笑顔を見せました。
さらに、人時さんは「2人になった時に、feminismっていうアルバムを出したんですけど、2人になったにもかかわらず、チャートで1位になれた。大きかったというか、すごく自信につながったワンシーン」と音楽活動にまつわる印象的な思い出を語りました。
■今後の活動へ意気込み「なるべく話し合って、2人で」
また、清春さんは、黒夢の今後について「活動停止してたつもりはないんですけど、ファンの人たちには復活みたいなふうにとらえられてる人もいるので、もう次は復活はないかなと思ってる。今やれることをなるべく話し合って、2人で。いいなと思えばやって、死のうかなと思ってます」と語りました。
その言葉に笑顔を見せた人時さんは、「やれるうちにやっておかないと後悔するだろうなっていう感覚はある。もうそんな若くないんで。悔いのないように1本1本できればなという気持ちでいます」と今後に向けて意気込みました。