日経平均 約1年4か月ぶりの安値 資源高騰で“業績・消費への影響を警戒”
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8日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日続けて値を下げ、前日比430円46銭安の2万4790円95銭でした。心理的節目の2万5000円を下回り、2020年11月6日(2万4325円)以来、およそ1年4か月ぶりの安値となりました。
ウクライナ情勢が緊迫化するなか、前の日のアメリカの株安や、資源価格の高騰で企業の業績や個人消費に影響が及ぶのではないかとの警戒感から、多くの銘柄で売り注文が広がりました。
一方で、午前には商品先物市場で原油価格が7日に比べて下げたことや、平均株価が7日までの2営業日で1300円以上、下げた反動で買い注文も入り、平均株価は上昇に転じる場面もありました。
しかし、午後の取引では再び売り注文がふくらむ展開となりました。
東証1部の売買代金は、概算で4兆768億円。売買高は、概算で18億7340万株。