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“飛行機代も支給” NTT「出社は出張扱い」新制度を導入へ

2022年6月25日 1:48
“飛行機代も支給” NTT「出社は出張扱い」新制度を導入へ

NTTは、24日、「勤務地は自宅、出社は出張扱い」とする制度を7月から導入すると発表しました。これを受けて、夫の転勤のため香川―東京の交通費を自己負担していた社員は「給料が減らなくなるのでうれしい」などと話しました。

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NTTドコモ広報部 西浦瑠理さん(27)
「大変、ありがたいなと思っております」

NTTドコモ広報部の西浦瑠理さんは夫の転勤に伴い、今は月の半分ほどを香川県高松市の家でテレワークをしています。残り半分は、埼玉県の社宅から東京本社へ通勤しています。

NTTドコモ広報部 西浦瑠理さん
「広報の仕事だと、出社が必要な時が取材対応の場合やイベントが多い。自費で帰っています」

西浦さんは香川―東京の往復で新幹線の場合は約3万4000円、飛行機の場合は約2万円を自己負担していましたが、7月からはこれらの交通費が支給されることになるのです。

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NTTの島田明新社長は24日の就任会見で、新制度について発言しました。

NTT 島田明新社長
「新たなリモートで勤務することのチャレンジといいますか、社員にとって、働き方の選択が自分でもできるようになるのは、大きな前進であろうと」

NTTは、「勤務地は自宅、出社は出張扱い」とする制度を7月から導入すると発表しました。

対象は、NTTグループ社員・約3万人で、居住地は全国どこでも可能とします。出社する場合、飛行機で通勤しても交通費を支給します。150キロ以上離れている場合は、出張手当も支給されるということです。

NTTドコモ広報部 西浦瑠理さん
「(これまでは)移動すればするほど、(交通費が)自分の負担になるので、給料が減らなくなるので、うれしい。今後、生活のしやすさを考えて、高松に完全に居住地を移動することも考えています」

ただ、NTTは、新入社員などについては「基礎的な仕事などを職場で学ぶ必要があるため、出社させる」としています。

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NTTが発表した「勤務地は自宅、出社は出張扱い」の制度について、街の人に聞きました。

勤務地「東京」 建築業(23) 勤務地「北海道」 看護師(23)
「今、遠距離(カップル)の関係なんですけど 、そういう職場につければ、遠距離も解消されると思うので、うらやましい」

地元は鹿児島 会社員(27)
「(家族の)面倒見ながら仕事できるのが、親がいつ何が起きるのか、わからないので、 そっちの方が助かりますね。(導入する会社があったら)すぐ転職しますね」

(6月24日放送『news zero』より)