約580万人の子どもたちが“お世話” 知育人形「ぽぽちゃん」生産終了へ 感謝の言葉が相次ぐ
4日、おもちゃメーカーのホームページに、知育人形「ぽぽちゃん」の生産終了のお知らせが掲載されました。この発表に多くの人が悲しみに暮れました。
20代
「さみしいです」
40代
「悲しいなと思いました」
20代
「ぽぽちゃんなくなったら、なにで遊ぶんだろうって」
1996年に販売が始まった「ぽぽちゃん」。赤ちゃんのお世話遊びができる人形で、横にすると眠っているかのように目を閉じるなど、「本物の赤ちゃんのお世話をする感覚」が味わえると、これまで約580万人の子どもたちに、かわいがられてきました。
しかし、新しい「看板商品開発」という経営戦略の一環として、今回、販売を終了することになりました。
ピープル・商品担当 溝田菜月さん
「子どもの欲求や好奇心に根ざした新しい商品を今後、開発していくために今回の決断に至りました」
溝田さんは「驚きですとか悲しみの声も多くいただいている一方で、それ以上にたくさんの『感謝のお言葉』をいただいて、本当にうれしい限りです」と話します。
街の人からも、“ぽぽちゃんとの思い出”が聞かれました。
20代
「哺乳瓶でミルク飲ませたり、ずっと肌身離さず持ちながら移動してた。おうちの中でずっと持っていました」
20代
「お泊まり会とかした時に、みんなでお風呂に持っていって遊んでいたりとか」
中には、生産が終了しても、ぽぽちゃんとの生活を続けていく人たちもいました。
20代
「自分たちが成長して、子どもができた時用にとってある」