×

全国スーパー売上高 17年連続のマイナス

2014年1月21日 20:03
全国スーパー売上高 17年連続のマイナス

 去年1年間の全国のスーパーの売上高が発表された。デパートでは高級品を中心に売れ行きが好調だが、依然として消費者の節約志向は強く、スーパーの売上高は17年連続のマイナスとなった。

 日本チェーンストア協会によると、去年1年間の全国のスーパーの売上高は12兆7224億円で、前年実績を0.7%下回った。前年比マイナスは17年連続。消費者の節約志向や天候不順による衣料品の販売不調が響いた。

 去年の後半はアベノミクス効果が表れ始めたが、前年実績を上回るまでには至らなかった。チェーンストア協会は「今年も去年後半からの回復傾向は続いており、4月の消費増税の影響を最小限に抑えて前年比プラスになることを期待したい」としている。