貿易収支、26か月連続の赤字に
今年8月の日本の貿易収支は、9485億円の赤字となった。赤字は26か月連続で、過去最長となっている。
財務省が発表した8月の貿易統計によると、輸出額は、中国向けのペットボトルの原料・パラキシレンや、アメリカ向けの自動車の輸出が減ったことから、前年同月比1.3%マイナスの5兆7060億円となった。一方、輸入額も、この夏の平均気温が例年より低かったことから、発電用の石油や石炭の輸入が減り、前年同月比1.5%マイナスの6兆6545億円となっている。
輸出額から輸入額を差し引いた8月の貿易収支は、9485億円の赤字だった。貿易赤字は比較可能な1979年以降最長となる26か月連続。