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上半期企業倒産件数 バブル時に次ぐ低水準

2014年10月8日 21:10
上半期企業倒産件数 バブル時に次ぐ低水準

 今年度上半期の全国の企業の倒産件数は、バブル景気時に次ぐ低い水準となった。

 東京商工リサーチによると、今年度上半期の全国の企業の倒産件数は5049件で、負債総額は9078億2000万円だった。倒産件数は前年同期比で8.2%減となり、バブル景気時の1990年度に次ぐ低い水準となった。負債総額も前年同期比で49.5%減となった。負債総額が1兆円を割り込むのは1990年度以来のこと。

 一方、今年1月~9月に円安が原因で倒産した件数は214件に上り、前年同期比で2.4倍に増えた。原材料費の高騰が中小企業を直撃した格好。