GDP成長率 設備投資の需要の弱さが要因
今年7月から9月のGDP(=国内総生産)の成長率が、下向きに修正された。
8日、内閣府が発表した今年7月から9月のGDP成長率の改定値は、4月から6月に比べて実質でマイナス0.5%、年率に換算してマイナス1.9%となった。先月公表の速報値からは、0.3ポイント、下向きに修正された。設備投資が前の期に比べてマイナス0.4%に下方修正されたことが大きな要因。
特に今月1日に発表された設備投資の統計に反映されていない中小企業の設備投資が弱く、設備投資の需要も全体的に弱かったと内閣府では分析している。