去年10~12月GDP 3期ぶりプラスに
去年10月から12月の実質のGDP(=国内総生産)の成長率は、年率でプラス2.2%となった。3期ぶりのプラス。
内閣府によると、去年10月から12月のGDP成長率は、実質で前の3か月と比べて0.6%のプラス、年率に換算すると2.2%のプラスだった。
実質GDPは消費税増税の影響を受け前の期まで2期連続でマイナスだったが、3期ぶりのプラスとなった。しかし、内訳を見ると「個人消費」は0.3%プラス、企業の「設備投資」も0.1%のプラスにとどまるなど、事前の民間の予測ほどの伸びはなかった。
内閣府幹部は「実感では成長が大きいと言えないのが率直な感じだ」と述べている。