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為替の動向に十分注視していきたい~菅長官

2015年5月28日 18:06
為替の動向に十分注視していきたい~菅長官

 急速に円安が進んでおり、外国為替市場で円相場は28日、1ドル=124円台をつけた。また、これを受けて株価も10日連続の値上がりとなった。

 好調なアメリカ経済を背景に円安・株高が続いている。アメリカが年内にも利上げをするのではとの見通しが強まっていることから、外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが強まった。円相場は1ドル=124円台まで値下がりし、一時、12年半ぶりの円安水準となった。

 菅官房長官「急激な変動についてはですね、望ましくないというG20の合意があります。そういう中で、為替の動向に政府としては十分注視していきたい」

 この発言もけん制とは受け止められず円安が進んだ。市場では今後もアメリカ経済の力強さを確認できれば円安傾向は続くとの見方が広がっている。そして、円安を受け株価も値上がりし、10日連続の上昇となり年初来高値を更新した。

 10日連続上昇というのは27年ぶりで、日本がバブル経済だった1988年2月以来の記録となる。

 27年ぶりということだが、バブルの再来ではとの心配はないのか?

 景気回復の実感がわかない中、市場関係者からは意外にもそうした声はあまり聞かれなかった。バブル当時と比べると、株価に対する企業の収益力が伸びていることが背景にある。円安を追い風に、市場では今後も上昇基調が続くのではと期待されている。