白菜・ジャガイモ…夏も野菜高値に
農水省が19日に発表した最新の夏の野菜の生育状況と価格の動向によると、今月後半から来月前半にかけて、白菜やジャガイモなどが高値で推移する見込みであることがわかった。
農水省の調べによると、野菜の品目によっては、4月下旬の干ばつによる影響が依然出ていて、最新(16日)の東京都中央卸売市場の価格調査では、平年と比べて白菜が218%、ジャガイモが177%、タマネギが141%、ニンジンが138%などとなっている。
また、平年並みの気象が続いた場合の今後の価格の見通しは、今月後半から来月前半には、白菜・ニンジン・タマネギに加えて、出荷の切り上げがずれたナスも高値で推移しそうだという。