8月の月例経済報告「緩やかに回復」で据え置き 先行きのリスクに「中国経済の先行き懸念」を追加
政府は8月の月例経済報告で、景気の判断を先月と同様に「緩やかに回復している」としました。一方、先行きのリスクとして「中国経済の先行き懸念」を加えました。
政府は28日、8月の景気について「緩やかに回復している」との判断を据え置きました。この表現を使うのは、4か月連続となります。
一方で、景気全体の先行きについては、景気を押し下げるリスク要素として、「中国経済の先行き懸念」を追加しています。
中国経済をめぐっては、GDPのおよそ3割をしめる不動産業界が低迷していて、長期的に経済が落ち込むのではないかとの懸念が広がっています。