財政再建の道筋は…「骨太の方針」を閣議決定
政府は30日、経済運営の基本方針「骨太の方針」を臨時閣議で決めた。
骨太の方針では、2020年度の財政の健全化目標を守るため、2018年度に中間の目標を設けた。しかし、歳出について自民党などが求めていた明確な上限は設けず、今後3年間の一般歳出額の伸びを1兆6000億円程度に抑えることを「目安」とする緩やかな表現にとどめた。
また、値段が安い後発医薬品を80%以上とする目標が掲げられたほか、高所得者の年金給付の見直しの検討など歳出抑制のための具体策も例示した。