業界活性化へ経産省「きものの日」和装勤務
着物を着る機会を増やそうと、経済産業省は16日、職員に和装での出勤を呼びかけ、約30人が着物で執務を行っている。
15日は、業界が定める「きものの日」だった事から、経産省では16日、職員に和装での出勤を呼びかけ、繊維産業などを所管する課を中心に、約30人が着物で出勤した。
経産省職員「思ったより慣れると自然というか、背筋が伸びている感じで」
経産省によると、着物の市場規模は、1981年(昭和56年)に約1兆8000億円を記録して以降、右肩下がりで、現在では3000億円程度にまで縮小しているという。
経産省は、着物を着る機会を増やす事で業界の活性化につなげたい考え。