午前の日経平均株価 一時700円超下落
14日午前の東京株式市場で、日経平均株価は一時、700円以上値を下げた。東京証券取引所から中継。
13日に7営業日ぶりに値を上げた日経平均株価だが14日朝は大きく値を下げた。下げ幅は一時700円を超え、取引時間中としては今年最大となった。
背景には原油価格の下落がある。前日の原油先物市場で、原油価格が一時、1バレルあたり30.1ドルまで下がった。これを受けてアメリカ・ニューヨーク市場ではダウ平均株価が350ドル以上大きく値下がり、東京市場も売り注文が先行した。
また、14日朝に発表された日本の企業の設備投資の目安となる機械受注統計の結果が市場の予想より悪かったことも株価を下げる要因となった。
さらに、中国で上海総合指数が値を下げていることも投資家の心理を悪化させている。日経平均株価は終値より647円55銭安い17068円08銭で午前の取引をおえた。
不安を解消する糸口が見えず、世界の市場で動揺が続いている。