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NYダウ295ドル安 原油続落など影響

2016年2月3日 8:11
NYダウ295ドル安 原油続落など影響

 2日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は原油先物価格が1バレル30ドルを割り込むなど続落したことや世界的な株安を反映し、前の日から300ドル近く値を下げて取引を終えた。ダウ平均株価の終値は前日比295ドル64セント安の1万6153ドル54セントで取引を終えた。またハイテク株が中心のナスダック総合指数は103.42ポイント下げて4516.95だった。

 2日も、株式市場を大きく動かしたのは、原油先物価格の続落だった。ニューヨーク商業取引所では指標となるWTIが前の日より5%以上値を下げ、1バレル29ドル88セントと、30ドルを割り込んで取引を終えた。

 さらに、シンガポールや香港、ロンドンなど海外の株式市場が相次いで値を下げたことも影響し、石油関連株を中心に大きく売られ、下げ幅は一時340ドルを超えた。

 市場関係者は「発表される企業決算で下方修正が相次ぐなど、エネルギー・製造業を中心に先行きが不透明なことも、株価に影響を与えている」と話している。

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