東芝 大規模リストラ、来年の新卒採用中止
不正会計の発覚をきっかけに経営改革を進めている東芝は、大規模なリストラ策を発表した。
2016年事業計画説明会で、東芝の室町正志社長は、白物家電事業や画像用半導体など、不採算事業の売却を進める中で、2016年度に全ての事業での黒字化を目指すと説明した。一方、パソコン事業についてはいまだ売却先が決まらず、6月を目指して模索を続ける。
東芝では、事業売却などに伴うリストラで、グループ全体で約1万1000人の人員が削減されることになる。また、東芝本体では来年4月入社の大学生、大学院生の新卒採用は中止する。