英国、南米各地で大規模な大雨・洪水被害
イギリスや南米などで大雨による洪水が発生し、大規模な被害が出ている。
イギリス中部では27日までに記録的な大雨が降り、住宅が浸水し、道路が冠水するなどの被害が出ている。また、少なくとも7000世帯で停電が起きたほか、建物に取り残された住民らを避難させるため、軍や消防が出動した。政府は今後も警戒を呼びかけていて、イギリスメディアによると、キャメロン首相が28日、被害地域を視察する予定。
一方、南米パラグアイでは広い範囲で大雨による洪水が発生し、ロイター通信によると、約9万人の住民が避難を余儀なくされている。政府は首都アスンシオンなどに非常事態宣言を発令した。また、周辺のアルゼンチンやウルグアイなどでも洪水が発生していて、避難者の数は計10万人を超えている。