景気認識を5か月ぶり下向き修正~月例報告
政府は3月の月例経済報告で、景気に関する判断を前月に比べて下向きに修正した。政府が景気の認識について下向きに修正をするのは、5か月ぶり。
3月の月例経済報告は、景気の現状について「このところ弱さもみられるが緩やかな回復基調が続いている」として、先月の判断より、弱さを強調した。
政府が景気の認識を下向きに修正するのは、5か月ぶり。個別の項目では、個人消費について「消費者マインドに足踏みがみられる」として、下向きに修正している。一方で、民間の設備投資や輸出は上向きに修正された。
石原経済再生相は「雇用と所得環境の改善は続いている」と述べて、個人消費を取り巻く環境が急激に悪化したわけではないとの認識を示した。