様子見の傾向強まり NYダウ26ドル安
25日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は連邦公開市場委員会や決算発表を週内に控えていることから様子見の展開となり、先週末比より26ドルほど下げて取引を終えた。
25日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末比26ドル51セント安の1万7977ドル24セントで取引を終えた。
また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は10.44ポイント下がり4895.79だった。
この日はアジアやヨーロッパの株式市場が下落したことや、3月の新築住宅販売件数が市場予想を下回ったと発表されたことで値を下げて取引が始まった。
また、27日からFOMC(=連邦公開市場委員会)が開かれるため、様子見の傾向が強く積極的な買い注文が入らなかった。市場関係者は「今回、連邦制度準備理事会は利上げの判断を行わないと予想されるが、今後の利上げに前向きな姿勢を示せば株式相場に大きな影響を与える可能性はある」と話している。