5営業日ぶりに下落 終値1万6412円
13日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに値を下げ、終値は前日比234円13銭安の1万6412円21銭。
13日朝の東京株式市場では、原油先物市場の上昇や外国為替市場で円相場が1ドル=109円台前半と12日に比べて円安だったことなどから買い注文が先行して始まった。その後、円相場が円高に傾いたことで、企業の業績への懸念から輸出関連株を中心に売り注文が広がり日経平均株価は下げに転じた。
日本時間の13日夜、アメリカの小売りなどの経済指標が発表されることから、東京株式市場では様子見の雰囲気も見られたが、取引終了にかけては、12日まで日経平均株価が4日連続上昇した反動などで利益を確定する目的の売り注文がふくらむ展開となった。
東証1部の売買代金は、概算で2兆5395億円。売買高は、概算で25億197万株。