経済同友会 バングラの経済開発支援に危惧
バングラデシュのテロを受けて、経済同友会の小林代表幹事は、経営者として社員にバングラデシュの経済開発支援などを鼓舞しにくくなるのは残念だとの見解を示した。
小林喜光代表幹事「(バングラデシュの)経済活動の発展を日本がコミットとして助けていこうという機運の中で、こういう事件が起こるのは非常に甚だ残念」
企業経営者をメンバーとする経済同友会の小林代表幹事は、これまでバングラデシュの経済開発支援について、採算よりも将来性を考えて行ってきたものの、今回のようなテロ事件が起きると、「社員を鼓舞できなくなるのは残念だ」と述べた。
一方で、企業はグローバルに活動する中、新しい開拓地を求めてアジアやアフリカなどに行くのをやめるわけにはいかないとの考えを示した。その上で、テロの被害を避けるために、外務省の正確な情報を的確に社員に伝えることなどが大事だとの考えを示した。