三菱自、8車種で燃費データ下回る
三菱自動車の燃費偽装問題で、現在も販売を続けている車種でも、会社が公表している燃費数値を大きく下回っているものがあることが新たに分かった。
三菱自動車によると、現在も販売している9車種について、国土交通省が改めて燃費データを調べたところ、「パジェロ」など8車種でカタログなどで公表している燃費データを下回っていたという。
これらの車について三菱自動車は、国が定める方法とは異なる方法で燃費データを測定していたが、正しい方法で測定しても実際の燃費とのかい離がほとんどないとして販売を続けていた。
しかし、国土交通省の調査で燃費データが公表値を下回ったことを受け、三菱自動車は、対象となる8車種の新車の販売を一時停止する方針。
また、30日夕方から会見を開き、詳細について説明する予定。