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経済
2016年11月5日 18:09

世耕経産相“ロシア側は協議の進展に満足”

世耕経産相“ロシア側は協議の進展に満足”
(c)NNN

 北方領土交渉のカギを握る日本とロシアの経済協力をめぐる協議は5日、一連の日程が終わる。モスクワを訪問中の世耕経産相は、5日午後にNNNの単独インタビューにこたえ、ロシア側が協議の進展に満足しているとの見方を示した。現地から石川真史記者が伝える。

 世耕経産相は滞在中、プーチン大統領の側近らと相次いで会談し一定の手応えを感じたようだ。

 4日は、日本から進出したうどん店を視察し、農産品の輸出促進などについて意見交換を行った。5日午後3時頃、世耕経産相に話を聞くことができたが、来月のプーチン大統領訪日に向け、地ならしが進んでいるものの、新たな課題も出てきたとして解決していく意欲を示した。

 世耕経産相「(山登りに例えると)今、眺望が開けたという感じ、だけど眺望が開けた分ここからなかなか厳しい部分もあるなと見えてきた。プーチン大統領訪日は1つの大きな節目になりますから、そこでどれだけの経済分野での成果を出せるか」

 (Q:経済協力が進めば、北方領土の交渉は進むのか。)世耕経産相は、現段階でプーチン大統領が満足するレベルに届いているのではとの見方を示している。

 世耕経産相「(プーチン大統領側近の)ウシャコフ大統領補佐官は、私のことはけん引役の機関車とまで言っていました。ロシア側はプーチン大統領含めて、今の(経済協力の)進み方に満足しているのではと思う」

 ただ、領土問題は最終的には安倍首相とプーチン大統領のトップ会談で決まるとしている。また、経済協力をしてもロシア側が領土問題で譲歩しないのではとの懸念もあり、どう経済協力を進めるか神経戦が続きそうだ。