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日露関係貢献 プーチン氏から「友好勲章」

2016年12月8日 18:40
日露関係貢献 プーチン氏から「友好勲章」

 ロシアと日本の友好関係の発展に多大な貢献をしたとして、財務省出身で国際経済専門家の小手川大助氏にプーチン大統領から「ロシア友好勲章」が贈られた。

 今回、「ロシア友好勲章」を受章した小手川大助氏は財務省出身でIMF(=国際通貨基金)の日本代表理事もつとめた国際経済の専門家で、現在は、キヤノングローバル戦略研究所の研究主幹。

 8日、ロシア大使館で行われた授章式で、アファナシエフ駐日ロシア大使は、世界経済に精通した小手川氏がロシアの金融当局に貴重なアドバイスをしたり、ロシアの大学で経済に関する講義を行ったエピソードを披露。日露経済関係の発展にも多大な貢献をしたと強調した。

 小手川研究主幹「ロシアとのビジネスにはあまりリスクはないということを、日本の会社のトップの方々に伝えてこようとしたことも(受章理由に)あると思う」

 「ロシア友好勲章」は、ロシアとの平和・友好関係の強化に貢献した外国人らに贈られるもので、日本人では、過去にオリンピック柔道金メダリストの山下泰裕さんらが受章している。