東京電力、スマホ向け災害対応アプリを開始
東京電力はスマートフォン向けの災害対応アプリのサービスを12日から始めた。停電の起きている地域や復旧見込みなどの情報が自動で表示されるという。
東京電力が12日からサービスを開始したのは、スマートフォン向けの無料アプリ「TEPCO速報」。地震などの災害情報のほか、東京電力パワーグリッドが送配電しているエリア(一部を除く)で停電が起きている地域や軒数、復旧の見込みが、自動的に表示される。また、原子力発電所を含む施設や設備の被害情報についても配信される。
東京電力によると、電力会社がこうしたアプリを導入するのは、初めてだという。現在はスマートフォンのうちAndroid端末のみを対象としているが、間もなく対象となる端末を増やす予定で、東京電力では、利用者に直接情報を提供する方法を増やしていきたいとしている。