東電管内「電力需給ひっ迫注意報」解除 ひっ迫原因に“想定外の記録的な猛暑”
経済産業省は、4日連続で発令していた東京電力管内の「電力需給ひっ迫注意報」を30日午後6時をもって解除しました。
経済産業省・小川電力基盤整備課長「厳しい暑さのなか、様々な工夫により節電に協力いただきましたこと、改めまして感謝申しあげます。どうもありがとうございました」
経済産業省の担当者は、厳しい状況が続いたが、節電の協力などにより乗り越えられたと話しました。
今回の電力ひっ迫の主な原因として、7月を前にして想定外の記録的な猛暑となり、真夏並みの需要に対して、供給力が追いつかなかったことを上げました。
一方で、7月1日から9月30日まで、7年ぶりに全国で節電要請期間に入ります。
7月1日以降、休止中の火力発電所の再稼働が順次計画されていることから需給の改善が見込まれるものの、引き続き、この夏の需給バランスは厳しいとしています。
経産省は引き続き、冷房などを適切に活用しつつ、無理のない範囲での節電を呼びかけています。