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東芝メモリ成毛社長“反撃へのシナリオ”5

2018年11月20日 17:09
東芝メモリ成毛社長“反撃へのシナリオ”5

東芝メモリ代表取締役社長・成毛康雄氏に聞く「飛躍のアルゴリズム」。最後のキーワードは「意志ある所に道は開く」。成毛氏の語る“飛躍のアルゴリズム”とは?


■それは「意志で切り開く事業」


――成毛さんの飛躍のアルゴリズムをお願いします。

「意志ある所に道は開く」と。メモリの投資をする時に、3年後、5年後というのはなかなかわからない。ただこういう風にやっていく、技術で勝っていくんだという意志がないと、なかなか続けられない事業かなと思って取り組んでいます。


――今回、意志が揺らぎそうになる…例えば、交渉で一筋縄ではいかない人物なども出てきたと思うんですが、負けてしまいそうになることはなかったですか。

迷いはずいぶんありました。しかし、NANDフラッシュというのは伸びる市場で、その中で我々は技術的に良いポジションにいると。もうひとつは、いろいろな苦労を分かち合った仲間がいると。その2つを支えに頑張ってきました。


――意志ある所に道は開けていると。

そうですね、これからもどんどん開いていかないといけません。