専用バッグで 日本郵便、再配達減らす実験
日本郵便は人手不足の中、荷物の再配達を減らす新たな実証実験をスタートさせた。
3日から実験が始まったのは、一軒家や集合住宅などで宅配ボックスを設置しにくい家を対象としている。
手のひらサイズの袋を玄関先に設置するだけで宅配ボックスがなくても荷物を受け取ることができる。ドアノブに専用のバッグをワイヤーでつけ、不在の時には配達員がそのバッグに入れて南京錠をかける仕組み。
日本郵便では配達物の再配達率が約2割にのぼっており、人手不足の中、再配達をどう減らすかが課題となっている。そのため今月末まで東京・杉並区を対象に実験を行い、今後、全国展開も検討するという。