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日本郵便 “無人”自動運転を初の実証実験

2019年3月22日 15:41
日本郵便 “無人”自動運転を初の実証実験

日本郵便は22日、東京都内の郵便局で自動運転の車を使った実証実験を行った。運転席が無人の状態で運転する「レベル4」での実験は初めて。

22日に行われたのは、アクセルやハンドル、ブレーキの操作全てをAIが担う「レベル4」の自動運転の実証実験。車にセンサーやカメラがとりつけられていて、実験では、位置情報や障害物を確認しながら郵便局の構内を時速13キロで走行した。

実用化された場合、万が一に備えて監視員が遠隔でも運転できるようにして、将来的には複数の自動車の動きを1人で監視することも視野に入れている。

日本郵便では、法整備などが整えば、2025年以降、全国で郵便局から郵便局までの配送に自動運転のトラックを導入することを目指していて、人手不足の軽減が期待されている。