多くの人に愛されるカップ焼きそば「ペヤング」を使ったイベントが先日、群馬県で行われた。ギネス世界記録の認定を目指し、作られたのは、７８万１８３０キロカロリーの超巨大ペヤング。そのスケールの大きさに来場者は驚きを見せていた。

ペヤングの故郷である群馬県伊勢崎市でインスタントヌードル最大の試食会に挑むイベントが行われた。通常のペヤングの約１５００食分、４８０リットルのお湯を注ぐと総重量は約６４０キログラムになる。

お湯を注ぎ、フタをして待つこと３分間。湯切りはクレーンで容器を持ち上げ行う。さらに１５００食分のソースとスパイスを混ぜて、カロリーは７８万１８３０キロカロリーという超巨大ペヤングの完成だ。

一目見ようと伊勢崎駅前には、県内外から老若男女５０００人以上が集まった。ギネス世界記録の条件は挑戦者５７９人全員が激辛を含む３種類の味を完食することだ。大人たちは簡単にたいらげるが、激辛ソースに苦しむ子供もいた。

約１時間で全員が完食、世界最大の試食会としてギネス世界記録に認定された。多くの親子が沸いた巨大ペヤング、その誕生の背景にあったのは食文化の継承だった。

イベントを企画したサムライパートナーズの入江巨之さん「ペヤングの歴史を引き継ぐ意味で、食を通じて子と親の絆を深める。それを目指してやっています」

【ｔｈｅ　ＳＯＣＩＡＬ　ｔｒｅｎｄより】