半導体や電子部品などに買い 361円高
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19日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げた。平均株価の終値は前日比361円16銭高の2万1333円87銭。
前の日のニューヨーク株式市場では、アメリカと中国の貿易摩擦をめぐる交渉が進展するとの期待感から買いが進み、ダウ平均株価は大幅に値を上げた。
この流れを受けて、19日朝の東京市場でも半導体や電子部品などの銘柄を中心に買い注文が入り、ほぼ全面高の展開となった。
ただ、午後の取引では日本時間20日未明にアメリカの金融政策を決めるFOMC(=連邦公開市場委員会)の結果発表を控え、次第に積極的な売買を控える雰囲気が広がった。
東証1部の売買代金は概算で2兆365億円。売買高は概算で11億6763万株。