今月１日にオープンした大型商業施設「渋谷スクランブルスクエア」。次の流行を生みだすきっかけにと、様々な試みを行っていた。岩田絵里奈アナウンサーが取材。

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渋谷スクランブルスクエアは、渋谷エリアで最高峰の高さを誇る４７階の屋上が話題になっているが、魅力は屋上だけではない。

岩田アナ「あちらに見慣れない赤い機械がありますけれど、これは一体何なんでしょうか？」

中には、小さな袋がズラリ。専用アプリで会員登録をしてＱＲコードをスキャンすると、無料でノベルティーがもらえるというもので、中身は限定商品やこのサービスのために作られた非売品だという。

一方、イタリアの高級ブランド・アルマーニのお店で見つけたのは、２００円のミネラルウオーター。

岩田アナ「…ん？　たぶん、普通の水とそんなにかわらない感じ」

さらには、ロゴマークが入ったボールペンや付箋もある。お店に興味を持ってもらうきっかけになればと、始めたのだという。

流行を生みだしてきた渋谷。こちらの書店では新たな試みが行われていた。

岩田アナ「こちらには、何か広いスペースがあるんですね」

約２万２０００冊の本や雑誌を集めたこちらは、９０分１５００円で、お客さん同士がシェアして利用するラウンジなのだ。ソファ席やコンセント付きの個人席、会議室があり、新しい出会いで、新しいアイデアを生みだすのが狙い。置かれている書籍は、すべて「旅」に関係するもので、「旅は人をクリエーティブにする」というコンセプトなのだという。

蔦屋書店プロジェクトリーダー・寺島達也さん「アイデアとかインスパイア、インスピレーションをこちらのお店で発見していただけたらなと」

そして、この施設の最上階にあるお店が、地上４６階にあるミュージックバー。家具や照明などは、デザイナーが最先端の空間デザインを演出している。さらに…。

岩田アナ「あちらに見えますのは、まさか…」

パラダイスラウンジ店員「ＤＪブースです」

ミュージックバーだけに、ＤＪブースを完備している。そして、４６階で味わう特別な夜の景色は…。

パラダイスラウンジ店員「４６階という非日常を体験していただいて、新たな渋谷を感じていただければなと」

単にモノを買うだけではなく、新しいアイデアや体験を得るためにお金を使う場所、渋谷へ。

渋谷スクランブルスクエア広報・上田佑斗さん「最旬をしっかりと提供することで、本当の価値を皆様に知っていただいて、そこを起点にですね、何か新しいトレンドですとか、流行が生まれてくると、非常にうれしいなと考えております」