フォースタートアップス代表・志水雄一郎氏。具体的なスタートアップへの支援内容や情報プラットフォーム「ＳＴＡＲＴＵＰ　ＤＢ」に関して話を聞いた。

――会社を立てたい、作りたいという方は多いでしょうね。その中で志水さんは具体的にどのようなことを支援なさっているのでしょうか。

今はヒューマンキャピタルを中心とした成長産業支援事業というものを手がけております。具体的には、個人向けに起業のご支援をさせていただいたり、ベンチャーキャピタルと協業しながら、日本から世界で勝てるチームの育成をしております。

――そうする中で、先ほど志水さんをご紹介する映像にもありましたが、情報プラットフォーム「ＳＴＡＲＴＵＰ　ＤＢ」。これはどういうものなのでしょうか。

日本の次なる成長力となるスタートアップはどこかというものを可視化するために、ベンチャーキャピタルの皆様から情報を集めたり、あとは登記簿・官報からデータを集めたりしております。データベースとして約１万２０００社のプレＩＰＯからポストＩＰＯまで、メガベンチャーまでの情報を全て可視化できる仕組みに仕立てております。

――こういったデータベースはこれまでにあったのでしょうか。

国内の中では１つだけ事業者として大きくお持ちのところがあるのですが、私どもは国内における最大級のベンチャーデータベースを今回作りました。

――そういうデータを持つことで、これから将来的につながるものはどんなものなのでしょうか。

日本から勝負できる企業へ個人の方が就職できる世の中を創りたいと思ってデータベースを作りました。

■志水雄一郎氏プロフィル
フォースタートアップス代表。スタートアップへの出資から起業・転職支援までを多角的に支援する事業を行う。大学卒業後パーソルキャリアで『ＤＯＤＡ』立ち上げなどを経て、２０１６年に創業。ベンチャーキャピタルと連携し、スタートアップに対して戦略的な資金支援や成長産業領域に特化した情報プラットフォーム「ＳＴＡＲＴＵＰ　ＤＢ」を展開。１万社以上のベンチャー、スタートアップ情報を保有する。日本に「勝てる」企業を生み出し次世代の子供や若者たちに誇れる社会を創ることを目指す。

【ｔｈｅ　ＳＯＣＩＡＬ　ｇｕｅｓｔより】