ソフトバンクG 子会社の米投資ファンド「フォートレス」売却へ 財務基盤を強めたい狙いか
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ソフトバンクグループが、子会社であるアメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」を売却することを明らかにしました。
ソフトバンクグループは、昨年度の決算で9701億円と2期連続の赤字を計上していて、孫正義会長は去年8月に、フォートレスを売却して「守りを固めたい」意向を示していました。今回の売却により、財務基盤を強めたい狙いがあるものとみられます。フォートレスは、セブン&アイ・ホールディングスから傘下のそごう・西武を買収する契約を結んでいます。
株式の売却時期は当初2月1日とされていましたが、労働組合からの反発や、再建策として西武池袋本店に家電量販店「ヨドバシカメラ」が出店する計画への反発が強いことなどから、売却は延期されています。