日経平均629円安 6営業日続落
31日の東京株式市場で日経平均株価は600円以上値を下げ、6営業日連続の値下がりとなった。平均株価の終値は前日比629円23銭安の2万1710円。
アメリカの今年4月から6月のGDP(=国内総生産)の速報値が統計を取り始めてから最悪の水準となったことなどから、前の日のニューヨーク株式市場ではダウ平均株価は値を下げた。この流れを受けて、東京株式市場でも売り注文が優勢となった。
また、外国為替市場で円相場が1ドル=104円台前半と、30日にくらべて円高ドル安に傾いていることなどから、さらに売り注文が広がった。
午後にかけては、国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が東京などで過去最多を更新したことも平均株価をさらに押し下げる要因となり、東京市場はほぼ全面安の展開となった。
東証1部の売買代金は、概算で2兆7815億円。東証1部の売買高は、概算で16億7899万株。