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「景気ウォッチャー調査」2か月連続の低下 内閣府「緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる」

2023年10月10日 17:04
「景気ウォッチャー調査」2か月連続の低下 内閣府「緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる」

小売りやサービス業などで働く人に景気の実感を聞く「景気ウォッチャー調査」が発表され、2か月連続の低下となりました。

内閣府が10日に発表した9月の調査で、景気の現状を示す指数は49.9となり、8月の調査より3.7ポイント低下しました。2か月連続の低下となります。

引き続きインバウンドが好調との声が上がる一方、「宿泊客はコロナ明けの特需から少し落ち着いた」など、客足が落ち着き始めたとの声がみられました。また、「客が価格を気にしながら買っている」など、物価高への懸念もみられました。

こうしたことから、内閣府は景気ウォッチャーの見方を「緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる」とまとめています。