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株価2万5千円台回復 ワクチンなど要因

2020年11月10日 10:21

東京株式市場で日経平均株価が大きく上昇し、29年ぶりに2万5000円台を回復しました。中継です。

日経平均株価は6日連続の上昇となっていて、一時400円以上値を上げました。要因はバイデン氏とワクチンです。

前の日のNY市場のダウ平均株価は大きく上昇し、一時、取引時間中の最高値を更新。3万ドル目前まで迫りました。

大統領選挙で週末にバイデン氏が勝利宣言をしたことで投資家に安心感が広がったことや、製薬大手ファイザーなどが新型コロナウイルスワクチンの臨床試験で前向きな結果が出たと発表したことが要因です。

この流れを受けた10日朝の東京市場で日経平均株価は、取引開始直後2万5000円を突破。幅広い銘柄に買い注文が広がっています。

このところの急ピッチな株価の上昇に市場関係者からは、実体経済とかい離しているのではと指摘する声もあります。

新型コロナの感染が再び広がる中、日本経済を本格的に回復軌道にのせることができるのか。政府の手腕も問われます。

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