楽天、西友に出資 ネットスーパー事業強化
楽天が大手スーパー西友に出資することを発表しました。西友は楽天のノウハウを活用し、ネットスーパー事業の強化を目指します。
発表によりますと、楽天とアメリカの投資ファンドKKRは西友の親会社でアメリカの流通大手ウォルマートから西友の株式の85パーセントを取得します。内訳は投資ファンドのKKRが65パーセント、楽天は新たに設立する新会社を通じて20パーセントを取得するということです。
楽天と西友はすでに「楽天西友ネットスーパー」を共同で運営していて、西友は今後、楽天のノウハウを活用してアプリを使った買い物やキャッシュレス決済の利便性向上などデジタル化を進める方針です。
新型コロナウイルスの影響でネットスーパーの需要はますます高まる見通しで、流通業界ではイオンがイギリスのネットスーパー大手と提携したり、ライフコーポレーションがアマゾンと協力するなどの動きが出ています。